精米工程について
地元磐田をはじめ、県内外から届けられる大切に育てられたお米をよりおいしく、おして安全にお届けできるようクリーンで先進的な技術と徹底的な品質管理で磨き上げています。
- 1荷受
- 届いた玄米をホッパーに流し入れます。玄米は品種ごとに、玄米タンクに保管されます。
- 2粗洗機
- まず最初に石や粗ゴミなどを取り除きます。
- 3石抜機
- お米を振動させることで、石や異物を集めて取り除きます。
- 4精米機
- 「やさしい精米」をするために、3段階の工程によって精米しています。
まず砥石でお米の表面にキズをつけ、お米同士を擦り合わせて種皮をはがし、表面の残ったぬかを取り除きます。3段階のやさしい精米をすることで、穀温を上げないため、おいしさをキープします。精米度を自由に調整することで、品種ごとに最適な仕上がりができます。エアーによって自動排出するため、残留レスで品種混合を防止します。
- 5ロータリーシフター
- 水平円運動によって砕米やぬか玉をふるい分け、除去します。
- 6色彩選別機
- お米の中に混じった被害粒(虫などの被害で変色した粒)やガラスなどの異物を、色によって見分けて選別します。
高性能CCDカメラとデジタル画像処理により、不良を確実に除去。1台でおよそ95%の除去を行い、2台の色彩選別機に通すことで、限りなく異質物ゼロ・不良粒ゼロに取り組んでいます。流量設定、感度設定を調整し、最適な選別ができます。
- 7金属検出機
- 金属の混入がないか検査し、除去します。異物混入を防ぎ、高い品質を維持しています。
- 8移動精米タンク
- 多品種・小ロットに対応した、お米をやさしく運ぶ搬送システム。ダメージを最小限に抑えながら、異物混入を防ぎます。
- 9袋詰め
- ガラスで区切られ衛生管理されたクリーンゾーンで、計量タンクから自動で袋詰めを行います。
- 10金属検出機&ウエイトチェック
- 袋詰めされたお米を金属検出機で金属の混入がないか検査し、適正重量かをチェックします。
- 11積み上げ・出荷
- ロボットパレタイザーが、袋詰めされたお米を大切にパレットに積み上げ、出荷します。
- ロボットパレタイザーは1時間に最大1,200個、2種類の米袋を同時に積み上げることができます。
- 無洗米室
- 無洗米の場合は、お米に少量の水を添加しタピオカを混ぜ、残った微粉ぬか層を付着させて取り除きます。
- 操作室
- 工場内のお米の搬送はすべてコンピュータで制御。荷受から袋詰めの工程まで操作室で一括して管理しています。
- 品質管理室
- 精米したお米と炊飯したごはんの品質を、厳しくチェックし、安心して食べられる安全な商品を提供します。